研究課題/領域番号 |
25860336
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
本田 知之 京都大学, ウイルス研究所, 助教 (80402676)
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研究協力者 |
平井 悠哉
惣福 梢
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | RNAウイルス / 核 / DNA損傷 / DNA損傷修復系 / 転写 / 複製 |
研究成果の概要 |
宿主ゲノムDNAは、生命活動の中枢であり、遺伝情報の基盤である。ゲノムDNAは、DNAウイルス感染により損傷を受けることが報告されている。しかし、RNAウイルス感染におけるDNA損傷については、ほとんど研究が進んでいなかった。本研究では、核に持続感染するRNAウイルス、ボルナ病ウイルス(BDV)とDNA損傷およびその修復機構(DDR)との関連を検討した。BDVの転写・複製の場には、DNA損傷マーカーやDDR関連分子が集積した。DDR関連分子の阻害剤により、BDVの転写・複製バランスが変化した。これらのことから、BDVはDDRと相互作用し、自身の転写・複製を制御していることが示唆された。
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