研究課題/領域番号 |
25860343
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
長嶋 茂雄 自治医科大学, 医学部, 講師 (60433116)
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研究協力者 |
岡本 宏明 自治医科大学, 医学部, 教授 (30177092)
高橋 雅春 自治医科大学, 医学部, 講師 (70326841)
西澤 勉 自治医科大学, 医学部, 非常勤講師 (30306112)
小林 富成 自治医科大学, 医学部, 助教 (00634164)
屋代 隆 自治医科大学, 医学部, 教授 (80119859)
幸喜 富 自治医科大学, 医学部, 客員研究員 (70350436)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | E型肝炎ウイルス / エクソソーム / 多胞体 / 出芽 / 放出 / エクソソーム分泌経路 / エンベロープ |
研究成果の概要 |
本研究では、細胞内でエンドソーム膜を獲得したE型肝炎ウイルス (HEV) の放出機構について、エクソソーム分泌経路の役割を中心に解析した。Small interfering RNAまたは薬剤を用いてエクソソームの形成ならびに放出を阻害した結果、ウイルスの放出が抑制された。電子顕微鏡による解析の結果、感染細胞のmultivesicular body (MVB) 内腔に、膜に覆われた直径約50 nmのHEV粒子が観察された。以上の結果から、HEVはMVB内腔へと出芽し、成熟ウイルス粒子がエクソソーム分泌経路を利用して細胞外に放出されることが明らかとなった。
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