研究課題/領域番号 |
25860359
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
星 奈美子 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40645214)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | IL-10 / 病原菌 / 非病原菌 / 自然免疫 / インターロイキン 10 / インターロイキン 10 |
研究成果の概要 |
我々をとりまく環境には多種多様の微生物が存在するが、その全てが生体に病害を惹起するものではなく、生体は何らかの病原菌/非病原菌の識別能力を有していると考えられる。しかし、その識別のメカニズムは明らかになっていない。本研究では、御性サイトカインであるインターロイキン10(IL-10)の病原菌/非病原菌の識別機序への関与について検討した。その結果、腸炎を起こすタイプの菌株(C.roudentium)よりも非病原菌(Nissle 1917)のほうが、IL-10を誘導する能力が高い事が分かった。さらに、この能力は死菌ではみとめられず、非病原菌の活動性が関与する事が示唆された。
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