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自然免疫分子IPS-1の獲得免疫細胞における新規シグナル伝達機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 25860373
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 免疫学
研究機関独立行政法人理化学研究所

研究代表者

大西 玲子  独立行政法人理化学研究所, 統合生命医科学研究センター, 研究員 (40612156)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2014年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードIPS-1 / 獲得免疫 / 自然免疫 / Th17 / サイトカイン
研究実績の概要

本年度は前年度のin vivoの腸炎モデルの結果をもとに、本年度はTh17differentiation 時のIPS-1シグナル経路の解明を中心に実験を進めてきた。特にin vitroのTh17分化誘導実験にはTCR刺激に加えて、IL-6,TGF-betaおよびIL-1betaなどの複数のサイトカインを使用するため、直接IPS-1の機能を誘導するシグナル伝達機構の解明が最大の課題であった。IPS-1はTCR刺激の強さやサイトカインの濃度で作用が変化するためにVivoで得られた結果をvitroで同様な条件することが非常に困難であったためにその調節に時間を予定以上に要してしまった。しかしながら、あるサイトカインの下流でp38の活性化とその下流で働く分子の修飾に関与しているのではという結果が得られた。
IPS-1はTRAF6の結合部位などを有することから、我々の発見したTh17細胞分化における、TRAF6結合の機能的役割を解析するために、様々な欠損型を強制発現させ、Th17分化実験を行うことを提唱していた。3種類のアミノ酸置型変異体と、2種類の欠損体をレトロウィルスベクターにて作成した。これらを、レトロウィルスでIPS-1KOとWTから単離したT細胞に感染させた。しかしながら、感染効率を上げるために、刺激の強さを変えると、その表現系までも変わってしまうために、解析が非常に難航した。
以上のことから、Vitroにおいてvivoの証明を行う系の確立が確実でなく、予定以上に時間を要してしまっている。

報告書

(2件)
  • 2014 実績報告書
  • 2013 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Innate adaptor molecule, IPS-1, is involved in regulating production of IL-17 and IL-22 from Th17 cells2013

    • 著者名/発表者名
      Reiko Onihi, Arata Takeuchi, Takayuki Imanishi, Kongmei Suen, Taro Kawai, Shizuo Akira, Takashi Saito
    • 学会等名
      日本免疫学会総会・学術集会
    • 発表場所
      千葉幕張
    • 関連する報告書
      2013 実施状況報告書

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公開日: 2014-07-25   更新日: 2019-07-29  

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