研究課題/領域番号 |
25860385
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
浦松 雅史 東京医科大学, 医学部, 講師 (00617532)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 医療事故 / 被害者 / 家族 / 意識調査 / 情報開示 / 医療機関 / 医師患者関係 / 説明責任 / 弁護士 / 説明 / 訴訟 / 情報 / 開示 / 対応 |
研究成果の概要 |
医療事故被害者・家族に対する対事故後の意識調査の結果,127件の回答を得た。被害者・家族が弁護士に相談した理由は,「納得のいく説明がなかった」が46件と最多で,以下,「責任を認めなかった」(13件),「受けた診療の質を知りたかった」(10件),「経済的な補償を求めたかった」(5件)であった。事故後説明の有無について,「説明はなかった」と「あったが不十分であった」の合計は102件であり,医療機関側の説明が不足している可能性が示唆された。説明不足については,海外の先行研究でも指摘されているところ,本研究により,我が国でもその傾向があることが明らかにされた。
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