研究課題/領域番号 |
25860411
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
佐々木 大介 長崎大学, 病院(医学系), 技術職員 (90624784)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ATL / EZH2 / miRNA / HTLV-1 |
研究成果の概要 |
EZH2阻害剤DZNepはATL細胞株において低下していたmiRNAであるmiR-181aなどの発現を回復させ、Caspaseの活性化、Annexin陽性細胞の増加などアポトーシスと思われる現象を引き起こした。miR-181aは抗アポトーシス分子であるBCL2 mRNAと結合する可能性が示されており、DZNepによりBCL2のmRNAおよびタンパク発現を抑制することが示された。DZNepによるATL細胞株の細胞増殖抑制はmiR-181aを介したBCL2発現制御により引き起こされていると考えられ、EZH2およびmiRNA発現制御はATLに対する治療標的となる可能性が示された。
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