研究課題
若手研究(B)
インフルエンザウイルスの迅速診断技術の開発を行った。既に確立した超高速RT-PCR法(SHRT-PCR)法をベースとして、自動分注流路を組み込んだ新しいSHRT-PCR装置を試作し、ウイルスの迅速測定を試みた。流路に関しては当初の予定と異なり熱による変形等、予想外の問題が発生し、機能するには至らなかった。一方で、高速のPCRシステムは稼働し、一代前の機器とほぼ同等の速度を再現することができた。つまり、一代前のようなCDタイプの特殊なケースを用いなくてもSHRT-PCRが可能であることを示すことができた。今後の課題としては流路が機能するような条件の確立である。
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)
PLoS One
巻: 8 号: 11 ページ: e76753-e76753
10.1371/journal.pone.0076753
巻: 8巻 号: 4 ページ: e61158-e61158
10.1371/journal.pone.0061158