研究課題/領域番号 |
25860438
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
宮澤 伊都子 滋賀医科大学, 医学部, 医員 (20649305)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 腎洞内脂肪 / 疫学 / コホート研究 / 異所性脂肪 |
研究成果の概要 |
本研究は日本人一般住民男性において、腹部単純CT画像から腎洞内脂肪の体積・面積を測定し、肥満指標、循環器疾患危険因子、腎機能等との関連を検討したものである。横断的分析結果により、腎洞内脂肪体積、面積ともに肥満指標と有意な正の相関関係を認め、血圧、血糖、中性脂肪と正の相関関係、HDL、eGFRと負の相関関係が示唆され、尿蛋白とは関連がなかった。またベースライン、追跡調査ともに腹部単純CT画像を得られた706人の検討では、4.7年の追跡期間で腎洞内脂肪体積、面積ともに有意に増加した。しかし今回の検討では測定者間の誤差が大きく、結果は過小評価されている可能性があり、測定系の確立に問題が残されている。
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