研究課題
若手研究(B)
本研究では、5年間のコホート研究を実施し、ビタミンDに関連する生活習慣や、ビタミンDとカルシウム摂取による糖尿病・インスリン抵抗性の予防効果について明らかにすることを目的とした。コホート研究のベースラインデータを用いた分析の結果、ビタミンD摂取量が多いほど、高齢でまた野菜類や魚介類摂取量が高いこと、女性で1合/日未満の飲酒量の者は、ビタミンD摂取量が高いほどインスリン抵抗性指標が良好であること、乳類摂取量が高いほど血圧が低いことが認められた。5年間の追跡調査の結果、カルシウム摂取量が多い群(上位50パーセンタイル群)では、ビタミンD摂取量が高いほど高血糖発症率が低くなることが認められた。
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Obesity
巻: 23 号: 6 ページ: 1296-302
10.1002/oby.21071