研究課題/領域番号 |
25860489
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
古宮 淳一 高知大学, 教育研究部医療学系, 准教授 (60363280)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 心肺蘇生法 / 飲酒者 / 心拍再開 / 救急医学 / 法医学 |
研究成果の概要 |
飲酒由来エタノール(EtOH)が心拍再開に抑制的影響を及ぼすか否か検討した。自発呼吸停止3分後の非心静止ラットに心肺蘇生(CPR)を行った。心拍回復率(R)はEtOH 1 g/kg投与群(E1)40%、EtOH 3 g/kg投与群(E3)60%、生理食塩液投与群(S)で50%となり、各群間で差はなかった。しかし、低酸素曝露開始から自発呼吸停止までの時間(ΔT)は、S群105秒、E1群90秒、E3群76秒と各群間で有意差を認め、ΔTはEtOH濃度依存性に短縮していた。EtOH投与群と対照(S群)のCPRによるRに差がなかったのは、EtOH群のΔTが対照に比して短かったことが主な原因と考えられた。
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