研究課題/領域番号 |
25860562
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
石川 大 順天堂大学, 医学部, 准教授 (30622675)
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研究協力者 |
長田 太郎 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (00338336)
佐々木 崇 順天堂大学, 医学部, 助教 (50723897)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 潰瘍性大腸炎 / 制御性リンパ球 / 腸内細菌叢 / 糞便移植療法 / SAMP1マウス / 無菌マウス / クローン病モデルマウス / 細胞移入療法 / 炎症性腸疾患 / 制御性Tリンパ球 / 根本的治療 / 腸内細菌ー免疫応答 / 国際学会発表 / 国際情報交換 アメリカ / 招待講演 イタリア / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
当研究は、機能保全されたTregをSAMP1に移入することにより、腸炎の発症ならびに病勢への影響を検証することを目的としていたが、移植したTregの移入だけでは小腸炎の改善、過剰免疫の抑制に明らかな影響を与えることはできなかった。そこで、Tregの機能改善に注目し、無菌マウス(GF)と通常環境下マウス(SPF)にDSS溶液を内服させる実験を行った。DSSはGFマウスに有意に激しい荘園を起こすが、GFマウスにSPFマウスの腸内細菌を移入したのちDSSを投与すると6日後には腸炎が抑制された。これは腸内細菌がGFマウスのTreg機能の回復に関わり、炎症性の過剰免疫を抑制した示唆するものであった。
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