研究課題/領域番号 |
25860583
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
元木 英 (緒方英 / 緒方 英) 東京大学, 医学部附属病院, 登録研究員 (70648253)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | リンパ浮腫 / リンパ管平滑筋細胞 / マウスモデル / リンパ管新生 / CD4陽性T細胞 / リンパ管硬化 / 炎症 / マクロファージ / リンパ球 / 免疫細胞 / VEGF-C |
研究成果の概要 |
リンパ浮腫は悪性腫瘍治療によるリンパ節郭清や放射線治療などの後に四肢が肥大し、生活の質を著しく低下する慢性の進行性疾患であるが、術後にどのような機序によってリンパ浮腫に至るのか、その発症機序はまったく不明である。リンパ浮腫の発症機構の解析を行った。リンパ浮腫患者のリンパ管では他の炎症性血管疾患同様にリンパ管平滑筋細胞が形質変換し増殖しリンパ管壁を肥厚していることがわかった。さらに私が確立したマウスモデルでは、透過性の亢進した新生リンパ管とリンパ球と単球・マクロファージを主体とした免疫細胞の集積を認めた。炎症プロセスが、リンパ管新生をもたらしている可能性が高いことが示唆された。
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