研究課題/領域番号 |
25860602
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
田中 秀和 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20590342)
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研究協力者 |
杜 隆嗣 神戸大学, 医学研究科, 特命准教授 (50379418)
平田 健一 神戸大学, 医学研究科, 教授 (20283880)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 心不全 / メタボローム解析 / 2-アミノ酪酸 / グルタチオン / 酸化ストレス / エネルギー代謝 / 脂肪酸代謝 |
研究成果の概要 |
心房中隔欠損症患者の血中代謝物についてメタボローム解析を行ったところ、2-アミノ酪酸(2-AB)の血中濃度が健常人より有意に高く、閉鎖術により低下することを見出した。2-ABの生成経路について検討し、システインが合成される際に副産物として産生されることを明らかにした。システインはグルタチオンを構成するアミノ酸であり、酸化ストレス下でグルタチオン合成が代償的に亢進した際に2-ABも増加することを心不全モデル動物および心筋細胞を用いて明らかにした。2-ABはグルタチオンのホメオスターシスを反映しており、心臓における酸化ストレスを鋭敏に捉えることで心不全の超早期予知に寄与することが期待される。
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