M-CSF誘発性リンパ管新生刺激因子VEGF-C,D産生の細胞内シグナル解析

• 研究課題/領域番号: 25860633
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 呼吸器内科学
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 小林 誠 東北大学, 大学病院, 助教 (10644809)
• 研究分担者: 岡崎 達馬 東北大学, 大学病院, 助教 (40396479)
• 研究協力者: 二瓶 真由美 東北大学, 大学院医学系研究科
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: MCSF / VEGF-C / VEGF-D / リンパ管新生 / VEGF‐D / M-CSF / 骨格筋

研究成果の概要

リンパ管新生は主にリンパ管に発現するvascular endothelial growth factor receptor-3 (VEGFR3)にそのリガンドの VEGF-C, VEGF-D が結合して起きる。これまでマクロファージや骨格筋等のVEGF-C, VEGF-D産生が報告されている。本研究ではM-CSFに着目しVEGF-C,D産性誘導を検討した。結果はM-CSF投与によりマウスマクロファージからはVEGF-C,D産生誘導はみられなかったが、M-CSFをマウスに投与し各臓器におけるVEGF-C,Dの発現レベルを確認したところ、骨格筋、横隔膜、心筋にて有意に発現上昇がみられた。