研究課題/領域番号 |
25860634
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
光石 陽一郎 東北大学, 病院, 助教 (10647001)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 非小細胞肺癌 / Nrf2 / 創薬スクリーニング / Keap1 |
研究実績の概要 |
Nrf2阻害剤のスクリーニング系の確立するために、Nrf2の抑制因子であるKeap1欠損マウス線維芽細胞(Keap1 KO MEF)を用いた検出系を構築しようと試みた。Keap1欠損によりNrf2 が蓄積する状態を非小細胞肺癌におけるNrf2の過剰蓄積のモデル系と見立てて、Keap1 KO MEFにおけるNrf2機能抑制効果を検出する。既にNrf2の主要標的遺伝子の1つであるヘムオキシゲナーゼ(HO-1)遺伝子座にGFPをノックインしたマウス(HO-1EGFP/+マウス)を用いて、HO-1EGFP/+マウスとKeap1 KOマウスとの交配により、Keap1-/-::HO-1EGFP/+マウスを得てそのMEFを樹立した。同細胞においては、恒常的に安定化したNrf2によりHO-1遺伝子座のEGFPが恒常的に発現する。 しかしNrf2のsiRNAを導入した際のEGFP蛍光強度の減少がはっきりと確認できなかった。この原因として、Keap1 KO MEFには既にNrf2が過剰に蓄積しており、EGFPの蛍光強度が強すぎて、一過性のsiRNA導入ではEGFPが分解できなかった可能性がある。このスクリーニング系では、ハイスループットスクリーニングに利用することは困難と考えられた。 現在、Keap1 KO MEFを用いて、アデノシン三リン酸(ATP)量をホタル・ルシフェラーゼ発光法で測ることで生細胞数をモニターすることで、直接ハイスループットスクリーニングに使用できるか検討を始めた段階である。
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