研究課題
若手研究(B)
我々はブレオマイシンマウスを用いてWNT10AとTGF-βの発現を評価し、細胞実験ではTGF-βあるいはブレオマイシンとWNT10Aの相互関係を評価した。さらに外科的肺生検が実施されたIPF患者におけるWNT10A発現と予後の検討を行った。ブレオマイシンマウスではWNT10AとTGF-βの発現は亢進していた。リアルタイムPCRおよびルシフェラーゼレポーターアッセイではTGF-βによるWNT10AとTGF-βの発現を確認した。WNT10A陽性のIPF患者では予後不良であり、急性増悪発症予測因子であった。WNT10AはTGF-βを介した線維化に重要な役割を担っており、急性増悪の予測因子になり得る。
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Respiratory Research
巻: 17 号: 1 ページ: 39-39
10.1186/s12931-016-0357-0
厚生労働科学研究委託業務 難治性疾患克服研究事業 びまん性肺疾患に対するエビデンスを構築する新規戦略的研究 平成26年度研究報告書.
巻: なし ページ: 137-140
巻: 15 号: 1 ページ: 109-109
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120006986405
巻: 15 号: 1 ページ: 1-9
10.1186/1465-9921-15-10