研究課題/領域番号 |
25860684
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
木津 あかね 大阪市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (30623201)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 線維化 / DNA損傷 / DNA修復 / 腎線維化 |
研究成果の概要 |
DNA修復応答機構は、電離放射線、紫外線や酸化ストレスなど細胞内外からの刺激により生じたDNA損傷を修復し、ゲノムの恒常性を保つために重要であるが、近年は、老化や動脈硬化との関連も報告され、病態形成への影響が示唆されている。本研究では、マウス腎臓線維化モデルを用いて、線維化病変部ではDNA二重鎖切断の指標であるリン酸化H2AXが増加することを明らかにした。さらにヒストンH2AX欠損マウスでは、腎間質線維化病変が減少することを見出し、DNA損傷修復機構で活性化されるヒストンH2AXが、線維化形成に促進的に作用している可能性が示された。
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