研究課題/領域番号 |
25860685
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腎臓内科学
|
研究機関 | 東京大学 (2014) 奈良県立医科大学 (2013) |
研究代表者 |
吉田 瑶子 東京大学, 医学部附属病院, 特任研究員 (90649443)
|
研究協力者 |
藤村 吉博 奈良県立医科大学, 輸血部, 名誉教授 (80118033)
松本 雅則 奈良県立医科大学, 輸血部, 教授 (60316081)
宮田 敏行 国立循環器病研究センター研究所, 脳血管内科, シニア研究員 (90183970)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | aHUS / 補体 / Factor H / C3 / 非典型溶血性尿毒症症候群 / 微小血管障害症 / 第二経路 / H因子 / atypical HUS / Factor H自己抗体 |
研究成果の概要 |
本研究は本邦における非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)患者の診断システムの構築と、これを用いた本邦aHUS患者の病態解析を目的として行った。研究期間内に106例のaHUS患者の集積をなし得、71例について溶血試験、抗H因子(CFH)抗体解析、遺伝子解析を行った。結果、溶血試験では17例の患者(17/71, 24%)に異常を認め、うち12例にCFH関連異常を認めた。71例中21例の患者にC3: I1157T変異を認め、本邦好発の変異である可能性が示唆されるとともに、本変異は関西地域に多いという地域特異性も認められた。本研究成果は、本邦aHUS患者の早期診断・早期治療の向上に貢献しうると考える。
|