研究課題/領域番号 |
25860688
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
吉藤 歩 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (70573286)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 慢性腎臓病 / 腸内細菌叢 / タイトジャンクション / 慢性炎症 / 腸管透過性 / 尿毒性物質 / 球形吸着炭 / ラクトバチルス / 腸管環境 / 腸内細菌 / 腸腎連関 / 慢性腎不全 / AST-120 |
研究成果の概要 |
近年、腸内細菌は様々な病気と関連があるといわれております。私たちは慢性腎臓病が腸内細菌を変化させるのか、またその変化が腸内の環境にどのような影響を与えるのかについて慢性腎臓病モデルを用いて、研究を行ってきました。そして、我々は慢性腎臓病では腸内細菌のうち、ラクトバチルスと呼ばれる菌が低下していることを確認しました。そして球形吸着炭およびラクトバチルスを補充することで慢性腎臓病によって引き起こされる腸管環境の悪化を改善させること、体全体に及ぼす炎症を低下させる作用があること、腎臓病のひとつの指標である蛋白尿を減少させることを発見し、国際学会で発表および国際学会誌に報告しました。
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