研究課題/領域番号 |
25860689
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腎臓内科学
|
研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
佐藤 大介 順天堂大学, 医学部, 助教 (50621942)
|
連携研究者 |
松崎 慶一 京都大学, 健康科学センター, 助教 (20709315)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | IgA腎症 / TLR9 / 塩基多型 / オーダーメイド治療 |
研究成果の概要 |
2004年から2009年に順天堂大学腎臓内科で腎生検によってIgA腎症と診断された患者から遺伝子解析に同意が得られた患者111名を対象とした。TLR9遺伝子の塩基多型(TT, CT, CC) 同定、臨床データの収集を行い予後との関連を検討した。腎生検時点の血清クレアチニン、蛋白尿、病理組織所見などはTT群とCT・CC群の間で有意な差は認められなかったが、腎機能低下速度をアウトカムとした多変量解析においてTT群はCT,CCの群よりも腎機能低下速度が早い傾向がみられた。本研究結果から、塩基多型の違いが腎機能低下速度を規定し、予後予測因子である可能性が示唆された。
|