研究課題
若手研究(B)
マウスの肝臓選択的にグルコキナーゼを過剰発現させたところ、褐色脂肪組織(BAT)熱産生が抑制されるとともに、安静時の心拍数低下を認めた。このマウスでは、BAT交感神経や心臓交感神経の活性制御に重要な神経核である延髄吻側縫線核の神経活性低下を認めた。この結果は、肝糖代謝の変化がBAT熱産生および心拍を制御することを示すものであり、その共通の機序として延髄吻側縫線核の活性低下の関与が考えられた。以上より、肝臓と心臓との新たな臓器間神経ネットワーク機構を見出すことができた。
すべて 2014
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 3件)
PLoS One
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内分泌・糖尿病・代謝内科
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