研究課題/領域番号 |
25860764
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
内分泌学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
滝島 茂 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 非常勤講師 (70648146)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 細胞分化 / 副腎髄質 / Δ5ステロイド / 副腎 / 発生 / 副腎皮質 / Δ5ステロイド |
研究成果の概要 |
副腎髄質のモデルとしてSK-N-BE細胞を用いたところ、pregnenolone, 17-OH pregnenoloneは有意にSK-N-BE細胞の増殖を20%程度促進した。一方DHEAは20uMで70%という強く増殖抑制を起こすことが判明した。遺伝子発現の変化の検討を行ったところ、DHEAによりNestinの発現が通常に比べ2倍近く発現が増加することが判明した。Nestinは神経外胚葉前駆細胞特有のフィラメントであるが、近年では核内への情報伝達、細胞代謝機能への関与が示唆されている。Δ5ステロイドは、こうした機構を介して、神経細胞の増殖分化を制御している可能性が示唆された。
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