研究課題/領域番号 |
25860772
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
内分泌学
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
吉原 彩 東邦大学, 医学部, 助教 (10439995)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 甲状腺 / ホルモン分泌 / 甲状腺機能調節 / サイログロブリン / 甲状腺機能 |
研究成果の概要 |
甲状腺濾胞上皮細胞の機能を一様に調節するTSHとは異なり、濾胞内Tgは個々の甲状腺濾胞機能をnegative feedback機構により調節していると考えられる。このTgの作用はTSHを打ち消すほど強力である。本研究結果によって、濾胞内Tgが甲状腺ホルモン生合成において、これまで不明であったTgを再吸収して加水分解し、甲状腺ホルモンとして分泌する過程においても、遺伝子レベルで調節をしていることが明らかになった。今回の検討により、濾胞内Tgは濾胞腔内の蓄積の程度によって、個々の濾胞におけるホルモン合成、合成したホルモンの蓄積、ホルモンの放出の過程を調節していることが示唆された。
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