研究課題
若手研究(B)
申請者らは、転写因子early response gene 2(Egr2)を特異的に発現するCD4陽性CD25陰性LAG3陽性新規制御性T細胞(LAG3 Treg)を近年同定した。申請者は、サイトカインinterleukin(IL)-27がナイーブCD4陽性T細胞にEgr2、LAG3双方を誘導することを見出しており、本研究により、IL-27誘導性CD4陽性T細胞がB細胞からの抗体産生をTGF-β3依存性に抑制することが明らかとなった。更に、IL-27からEgr2発現に至るシグナル伝達が、転写因子STAT3を介することも示された。本研究にて新たな全身性エリテマトーデス治療に繋がる知見が得られた。
すべて 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (3件)
Nature Communications
巻: 6 号: 1 ページ: 1-14
10.1038/ncomms7329
Int J Mol Sci
巻: 16 号: 2 ページ: 2851-63
10.3390/ijms16022851
Eur J Immunol
巻: undefined 号: 4 ページ: 1063-73
10.1002/eji.201242942
臨床免疫・アレルギー科
巻: 59 ページ: 282-287
Nihon Rinsho Meneki Gakkai Kaishi
巻: 36 ページ: 40-46