研究課題/領域番号 |
25860839
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
井上 晋一 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70622091)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | CFC症候群 / BRAF / RASopathies / RAS/MAPK / 先天性心疾患 / ヒストン脱メチル化酵素 / BRAF / 骨格異常 / リンパ管形成異常 / 心臓発生 / 先天奇形症候群 |
研究成果の概要 |
Cardio-facio-cutaneous(CFC)症候群は心疾患・特異的顔貌・皮膚疾患を特徴とする遺伝性疾患である。しかしながら、その発症メカニズムはわかっていない。そこでCFC症候群患者において主要な原因となるBrafQ241R遺伝子変異をもつノックインマウスを作製し解析した。ノックインマウスは心疾患、肝壊死、浮腫、骨格異常を示し胎生致死であった。しかしノックインマウスの胎生致死はPD0325901(MEK阻害剤)、GSK-J4(ヒストン脱メチル化阻害剤)またその併用投与によって改善した。これらの成果はCFC症候群の病態メカニズムの解明に役立つとともに、治療法の開発に有用である。
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