研究課題/領域番号 |
25860843
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
平田 陽一郎 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40447397)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 川崎病 / 血管炎 / 冠動脈 / 自然免疫 / HMGB1 |
研究成果の概要 |
川崎病モデルマウスをもちいて、炎症性サイトカインであるHMGB1の果たす役割を検討した。抗HMGB1中和抗体の投与により、冠動脈炎が有意に抑制されたことや、血清炎症サイトカインが有意に低下したことなどを示した。また免疫染色により冠動脈血管炎の病変局所においてHMGB1が強く発現していることも示した。これらのことから、モデルマウスにおける血管炎の発症にHMGB1を含む自然免疫系が関与していることが示唆された。今後さらに検討をすすめ、川崎病血管炎における自然免疫系の果たす役割を明らかにし、新たな治療法の確立に役立てるように研究を続ける予定である。
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