研究課題/領域番号 |
25860961
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
林 健太郎 琉球大学, 医学部附属病院, 助教 (50631991)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | カポジ肉腫 / HHV8 / ヒトヘルペスウイルス8型 / 沖縄 / 宮古 / ウイルス発癌 / 宮古島 / カポシ肉腫 / ヒトヘルペス8型ウイルス / 血管肉腫 |
研究成果の概要 |
本研究課題で、我々はカポジ肉腫が多発する沖縄県宮古島地方において、カポジ肉腫の病因ウイルスであるヒトヘルペスウイルス8型(HHV8)の感染率が高いことを明らかにした。宮古島におけるHHV8感染率は15.37%と、沖縄本島や日本の一般集団での感染率に比べ約11倍高かった。感染率は年齢を増すごとに高くなる傾向があり、男女差はほとんど見られなかった。 一方、カポジ肉腫の発症率は、宮古島が沖縄諸島に比べ約35倍高く、宮古島におけるカポジ肉腫の好発にはHHV8の高い既感染率の他にウイルスの変異や民族学的な違いなど他の要因が関与している可能性も示唆された。
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