研究課題
若手研究(B)
接触過敏は遅延型過敏反応であり、感作相におけるハプテンのへ反応と惹起相において反復される反応により引き起こされる。私たちはASK1が接触過敏反応を促進し、惹起相でのASK1の抑制が接触過敏反応を低下させることを示した。接触過敏反応で重要な役割をもつサイトカインであるIL-17の産生が、ASK1活性化阻害により感作されたリンパ球細胞において強く抑制されることを明らかにした。これらの結果から、ASK1は接触過敏反応における惹起相により関係し、IL-17の産生に寄与することや、ASK1がアレルギー性接触皮膚炎や他のIL-17関連炎症性疾患の治療ターゲットとなりうる可能性が示唆された。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)
Sci. Rep.
巻: 4 号: 1 ページ: 4714-4714
10.1038/srep04714
120006986607