研究課題/領域番号 |
25860969
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
伊藤 宗成 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (20408371)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 人工多能性幹細胞 / 悪性黒色腫 / 養子免疫療法 |
研究成果の概要 |
本研究では、悪性黒色腫(以下MM)に対する有効な免疫療法を、人工多能性幹細胞(以下iPSC)を用いて確立することを目指した。MM患者から腫瘍抗原特異的細胞傷害性T細胞を分離培養し、そのT細胞からiPSCを樹立することに成功し、その妥当性を検証した。樹立されたiPSCでは、元のT細胞受容体の遺伝子情報が保持されているため、そこから腫瘍傷害性を持ったT細胞を大量に安定供給できる可能性が示された。今後は樹立したiPSCを細胞傷害性T細胞に再度分化誘導させ、実際にその腫瘍傷害性の検討を進めていく予定である。
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