研究課題/領域番号 |
25860977
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
日野 亮介 産業医科大学, 医学部, 非常勤医師 (30446116)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 悪性黒色腫 / ケモカイン受容体 |
研究成果の概要 |
当科の過去10年の手術例を検討したところ、CCR5発現の有無と明らかな予後の差、無病生存の差は得ることができなかった。また、臨床病型、腫瘍のサイズ、深達度においても一定の傾向はなく、原発巣におけるCCR5発現と悪性黒色腫の増悪、ないしCCR5発現が予後因子になりうるか、という点においては今回明らかにはできなかった。CCR5発現を増強させる生体側の因子の検索目的に、患者血清中のIL-17A, TNF-αなどの炎症性サイトカインの濃度を確認した。ステージ3までの患者においては有意な差はなく、ステージ4の患者において血清IL-17Aが高い傾向にあったものの、その他には一定の傾向がみられなかった。
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