研究課題
若手研究(B)
一部の統合失調症におけるカルボニルストレスの亢進について、新たな大規模コホートで再現性を確認した。統合失調症156名、健常者221名で検証した結果、患者群でのペントシジンの有意な上昇とビタミンB6の有意な低下を再確認した。また、カルボニルストレスが亢進している患者群について、「入院患者の割合が高い」、「入院期間が長期に及ぶ」、「抗精神病薬の量が多い」という治療抵抗性に類似した臨床特徴を抽出した。さらにビタミンB6と精神症状が負に相関することを見出した。本研究の成果は、治療抵抗性統合失調症におけるビタミンB6の治療が、安全かつ有効な治療法となる可能性を示唆していると考えられた。
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