研究課題/領域番号 |
25861053
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
吉野 浩教 弘前大学, 保健学研究科, 助教 (10583734)
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研究協力者 |
柏倉 幾郎 弘前大学, 大学院保健学研究科, 教授 (00177370)
門前 暁 弘前大学, 大学院保健学研究科, 助教 (20514136)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | パターン認識受容体 / Toll様受容体 / RIG-I様受容体 / 単球 / マクロファージ / poly(I:C) / 放射線 / 放射線治療 / 病原体関連分子 / 自然免疫 / RIG様受容体 / JNK |
研究成果の概要 |
本研究では,病原体特有の分子を認識するToll様受容体(TLR)およびRIG-I様受容体(RLR)の2種類のパターン認識受容体に及ぼす放射線の影響をヒト単球系細胞を用いて検討した。その結果,放射線がTLRに影響を与え,その影響は細胞の分化に依存することが明らかとなった。一方,RLRに関しては放射線による顕著な影響は観察されなかった。以上の結果から,がん放射線治療中におけるRLRを標的とした制がん増強の可能性を考え,ヒトがん細胞に及ぼすRLRのアゴニストの作用を検討した。その結果,RLRのアゴニストはヒト肺がん細胞に対して抗腫瘍効果を示し,その効果はX線と協働的に作用することが明らかとなった。
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