研究課題/領域番号 |
25861080
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
|
研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
多賀 峰克 福井大学, 医学部附属病院, 助教 (00529349)
|
研究協力者 |
大山 伸幸 福井大学, 医学部附属病院, 講師 (20223977)
清野 泰 福井大学, 高エネルギー医学研究センター, 教授 (50305603)
森 哲也 福井大学, 高エネルギー医学研究センター, 助教 (40397287)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 腎癌 / 分子標的薬 / 早期治療効果 / PET / FLT |
研究成果の概要 |
進行性腎癌に対する分子標的薬の早期治療効果の可能性について、担癌マウスでFLTを用いたPET画像で検討した。マウスに腎癌細胞株ACHNを移植し、sunitinib(SU)を経口投与した。腫瘍へのFLT集積は生体内分布実験および、PETで検討した。腫瘍径はSU投与1週間でコントロールと比べて有意差を認めなかったが、FLTは1週間で有意に集積が低下し、PETにおけるSUVも有意差を認めた。apoptosisに関しては1週間では有意差は認めず、細胞増殖能は1週間で有意差を認めた。FLTを用いた腫瘍増殖能の評価は、腎癌の分子標的薬の早期治療効果の評価に有用である可能性が示唆された。
|