研究課題/領域番号 |
25861137
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 国立研究開発法人放射線医学総合研究所 |
研究代表者 |
小西 輝昭 国立研究開発法人放射線医学総合研究所, 研究基盤センター, 研究員 (70443067)
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研究協力者 |
小林 亜利紗
前田 武
及川 将一
古澤 佳也
ユー ピーター
デザイ セジャル
パンディ バッドリ
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | バイスタンダー効果 / マイクロビーム / DNA二本鎖切断 / 窒素酸化物ラジカル / 細胞間情報伝達 / ギャップジャンクシャン / γH2AX / 肺がん / 異種細胞間 / 陽子線 / DNA二本鎖切断修復 / ギャップジャンクション / DNA二本鎖切断 / γH2AX / プロトン |
研究成果の概要 |
放射線がん治療は、がん患部への線量集中性により非常に高い治療効果を上げている。本課題では、照射がん細胞と非照射正常細胞の間における細胞間情報伝達の有無とその影響を明らかにすることを目的とした。そのためにマイクロビーム細胞照射装置SPICEを活用し、細胞レベルでがん患部を模擬するべく、がん細胞と正常細胞の共培養条件下で、がん細胞へのみ陽子線を照射することを実現した。その結果、照射されたがん細胞は、隣接する正常細胞による細胞間情報伝達によって、誘発されたDNA二本鎖切断の修復に関与することを見出した。つまり、照射されたがん細胞とその隣接する正常細胞は、双方にシグナル伝達を行っていることを確認した。
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