研究課題
若手研究(B)
ドナー抗原特異的な免疫抑制細胞が慢性拒絶、血管病変を制御しえるかについて検討した。最初に健康成人のリンパ球から当科から既報の抗原特異的抑制免疫細胞が誘導できた。また繁殖した免疫不全マウス(NSG マウス)にヒト免疫が構築できることを確認した。構築の過程をCFSE ラベル法で観察した。この構築したヒトリンパ球のヒト抗原への反応をKi-67にて観察した。またヒト血管移植マウスモデルの作成の前段階としてマウスでの血管移植モデルを作成した。さらに血管病変の原因としてドナー特異的な抗体の関与が報告されていることから当院での肝移植後患者からの臨床検体を用いて抗体の産生状況と慢性拒絶の有無についてまとめた。
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http://www.surg1-hokudai.jp/research/group/exp/details/1010.html