研究課題/領域番号 |
25861154
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小川 絵里 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (30440506)
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研究協力者 |
吉澤 淳 京都大学, 医学研究科, 特定助教 (60457984)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 小児肝移植 / 移植免疫 / 抗体反応 / 肝移植 / 抗ドナー抗体 / 小児外科 / 抗体関連拒絶 / HLA |
研究成果の概要 |
小児肝移植後、長期経過患者において抗ドナーHLA抗体(Donor Specific Antibodies : DSA)が約40%の症例に認められ、移植肝の線維化に強い相関がある。本研究では、肝移植術後早期のde novo DSAについて評価を行った。 本研究では、移植後3年以内に38.6%の症例でDSAが陽性になったことがであった。DSA陽性症例では、急性細胞性拒絶反応(ACR)および慢性拒絶反応の所見が45.5%にみられ、DSA陰性症例の25%に比べ、頻度が高い傾向にあった。 DSAの陽転化の因子としては、ドナー年齢、ACRの既往、感染症による免疫抑制剤の減量が有意な危険因子として検出した。
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