研究課題/領域番号 |
25861160
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
山下 奈真 九州大学, 大学病院, 医員 (60608967)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | トリプルネガティブ乳癌 / 上皮間葉系移行 / vimentin / E-cadherin / EMT / Axl / triple-negative乳癌 / basal-like乳癌 |
研究成果の概要 |
トリプルネガティブ乳癌(TNBC)は有効な治療が確立されておらず,その分子機序の解明と新たな治療標的の同定が急務である。乳癌臨床検体においてEMTマーカーであるvimentinはTNBC、basal-like型乳癌の重要な予後因子であった。更に乳癌臨床検体においてE-cadherin/vimentin発現パターンを免疫組織化学染色にて評価し、予後の解析を行ったところ、E-cadherin高発現かつvimentin陽性の症例群が最も予後不良であった。vimentinに関連する因子はTNBCにおいて浸潤転移を制御する創薬のターゲットとなりうる。
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