研究課題
若手研究(B)
乳がんの原因となる経路に、がん遺伝子HER2 のリン酸化や、がん抑制遺伝子BRCA1のリン酸化―脱リン酸化がある。これらの脱リン酸化に関わる酵素として、PP6の重要性が示唆された。PP6の異常が、がん体質に関係することが想像されたので、PP6が生体内で発がんにどのように働くかを解析した。その結果、マウスの2段階発がん実験において、PP6は、少なくとも皮膚発がんにおいて、がん抑制遺伝子として働く事を明らかとした。
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Oncogene
巻: 印刷中 号: 35 ページ: 4647-55
10.1038/onc.2014.398
Springerplus
巻: 3;65 号: 1 ページ: 1-15
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