研究課題
若手研究(B)
食道胃接合部癌の治療標的因子としてFGFR2の可能性を検討した。今回の検討の結果、FGFR2遺伝子増幅(コピー数1以上)は15%、FGFR2高発現は61%の症例に認め、互いに有意な相関関係を認めた(P<0.05)。FGFR2高発現(IHC)には深達度の深いものと強く相関し(P<0.05)、低発現群に比べ有意に予後不良であった(P=0.007)。in vitroでは、FGFR2を強制発現させることで、細胞増殖、細胞周期亢進、抗アポトーシス活性が上昇することを確認し、si-FGFR2により抗腫瘍増殖効果が確認された。FGFR2は新たな治療ターゲットしての可能性が示唆された。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件)
Oncotarget
巻: in press 号: 15 ページ: 19748-61
10.18632/oncotarget.7782