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肝癌特異的な変異遺伝子ARID2の肝癌エピゲノム異常誘導機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 25861221
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器外科学
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

古田 繭子  国立研究開発法人理化学研究所, 統合生命医科学研究センター, 研究員 (00647183)

連携研究者 中川 英刀  国立研究開発法人理化学研究所, 統合生命医科学研究センター, チームリーダー (50361621)
藤本 明洋  国立研究開発法人理化学研究所, 統合生命医科学研究センター, 副チームリーダー (30525853)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワード肝がん / ARID2 / ゲノム変異 / HCC / mutation / WGS / がんゲノム / クロマチン / 癌ゲノム
研究成果の概要

合計245症例の全ゲノムシークエンスの解析結果から、肝癌特有の変異遺伝子ARID2遺伝子について機能欠失型点突然変異とゲノム構造異常が合計13% (33/245)の肝がん検体において変異を検出した。全遺伝子変異との比較解析から、ARID2遺伝子の変異は最も有意な変異遺伝子群の一つであることが示唆された。さらに予後との相関解析においては、ARID2とPBRM1に変異を持つクラスターが最も予後不良であることが示唆された。さらに肝癌細胞株を用いて機能解析を行った結果、ARID2は肝癌において腫瘍抑性的に働くことが示唆された。今後肝癌で検出された変異について長期的な安定発現により詳細に影響を実証する。

報告書

(4件)
  • 2015 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2014 実施状況報告書
  • 2013 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2015 2013

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] クロマチンレギュレーターARID2の肝癌における変異の意義2015

    • 著者名/発表者名
      古田 繭子
    • 学会等名
      日本分子生物学会
    • 発表場所
      神戸ポートアイランド・神戸・愛知県
    • 年月日
      2015-12-01
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] Genome-wide integrative analysis for the determination of the consequence of AT-rich interacting domain 2 (ARID2) depletion in hepatocellular carcinoma2013

    • 著者名/発表者名
      Mayuko Furuta
    • 学会等名
      AACR 2013
    • 発表場所
      Washington, DC, USA
    • 関連する報告書
      2013 実施状況報告書
  • [学会発表] 肝癌に特徴的な変異遺伝子ARID2の肝癌エピゲノム異常誘導における意義2013

    • 著者名/発表者名
      古田 繭子
    • 学会等名
      第72回日本癌学会学術総会
    • 発表場所
      パシフィコ横浜
    • 関連する報告書
      2013 実施状況報告書

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公開日: 2014-07-25   更新日: 2019-07-29  

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