研究課題
若手研究(B)
【目的】本研究は、肺扁平上皮癌におけるdeltaNp63の役割を検討することを目的とした。【研究結果】TET/onシステムを用いた肺上皮特異的にdeltaNp63蛋白の発現を誘導するマウスを開発したが、解析に十分なdeltaNp63蛋白の発現を誘導するマウスを作製することができなかった。一方、発がん物質で誘発したマウス肺扁平上皮癌においてdeltaNp63陽性癌細胞は、腫瘍辺縁部において、腫瘍関連マクロファージとニッチを形成し、 CD44v及びリン酸化Stat3蛋白の発現、及びEGF-EGFRシグナルを介して増殖し、肺正常組織への浸潤を行っている可能性が示唆された。
すべて 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (3件)
Toxicol Sci.
巻: 145 ページ: 196-208
Journal of Toxicologic Pathology
巻: 26 号: 4 ページ: 447-451
10.1293/tox.2013-0039
130003382468
Food Chem Toxicol.
巻: 59 ページ: 137-144
Osaka City Med J
巻: 59 ページ: 35-44
120006493288
Cancer Biomark
巻: 13 ページ: 171-180
Toxicol Appl Pharmacol
巻: 253 ページ: 1-9
J Vet Med Sci
巻: 75 ページ: 1323-1328
130003362226
Tago Y, Yamano S, Wei M, Kakehashi A, Kitano M, Fujioka M, Ishii N, Wanibuchi H.
巻: 104 ページ: 1560-1566