研究課題
若手研究(B)
急性期脳梗塞に対するt-PAという薬剤を用いた血栓溶解療法は、脳出血という合併症のためにその治療可能時間が3時間以内と厳しく制約されている。我々は今回、塩酸ファスジルがその出血性梗塞を減少することをマウスモデルを用いて示した。t-PAという薬剤自体が血管内皮に対し毒性を持つのに対し、塩酸ファスジルは血管内皮細胞を保護することで出血性梗塞を予防することが示された。この結果は、脳梗塞治療の治療可能時間が今後延長できる可能性を示している。
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