研究課題/領域番号 |
25861267
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
|
研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
榎本 由貴子 岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (20377659)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | クロピトグレル不応症 / 血小板機能検査 / 抗血小板療法 / 脳血管内治療 |
研究成果の概要 |
抗血小板薬のひとつであるクロピドグレルの不応症は、特に代謝酵素であるCYP2C19の遺伝子多型の影響が重要視されていた。しかし、我々の研究では、クロピドグレル投与24時間後の血小板機能検査上の不応症は65.2%に認めたが、これに関連する因子としては、急性期脳卒中と、体格指数のみであり、CYP2C19の遺伝性多型は不応症に何ら影響していなかった。クロピドグレルの効果発現を早める内服方法(ローディングドーズ投与後)は、通常6時間で十分な効果が発現された一方、急性期脳卒中例では48時間以降も効果が発現されず、急性期脳卒中はCYP2C19遺伝子多型を凌駕する、不応症の関連因子であることがわかった。
|