研究課題
若手研究(B)
悪性グリオーマは最も予後の悪い癌の一つであり、標準治療では根治を得られない。免疫療法は新しい医療として期待されており、なかでも癌を特異的に認識する抗体と細胞障害性T細胞の活性化因子をシグナルドメインを人工合成したキメラ抗原レセプター(CAR)を用いたCAR-T細胞療法は免疫療法と遺伝子療法を融合させた最新の免疫療法である。我々は悪性グリオーマに発現する抗原を標的とした複数のCARを作成し、グリオーマ発症マウスモデルを用いてその有効性を報告する。また担癌患者の免疫抑制環境を打破すべく、CAR-T細胞療法に新たな遺伝子療法や免疫改変薬を併用し、より強力なCAR-T細胞療法を開発し報告する。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (6件)
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