研究課題/領域番号 |
25861298
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
猪瀬 弘之 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (30615711)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 骨代謝 / 骨粗鬆症 / 骨形成 / マイクロRNA / 骨折 |
研究成果の概要 |
初代培養骨芽細胞の分化におけるmiRNAの発現について網羅的に検討し、これまでに骨芽細胞分化において報告のないmiRNA-2137の発現が変動することを見出した。そこで、骨芽細胞様細胞株MC3T3-E1及び初代培養骨芽細胞に対してmiRNA-2137を過剰発現すると、その分化は促進され、逆にノックダウンすることにより、その分化は抑制された。更に、マウス骨髄除去モデルにおいて、骨髄内にmiRNA-2137を注入することにより、有意な新生骨形成の増加を認めた。以上より、miRNAによる骨芽細胞分化の新たな調節機構が明らかとなり、臨床的にも骨形成促進薬としてのmiRNAの可能性が考えられた。
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