研究課題/領域番号 |
25861353
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
丹羽 英智 弘前大学, 医学部附属病院, 助教 (20374845)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ケタミン / グリオーマ / NMDA受容体拮抗薬 / ナチュラルキラー細胞活性 / 抗腫瘍作用 / 腫瘍増殖抑制 / 脳悪性腫瘍 / 麻酔薬ケタミン / natural killer 細胞活性 |
研究成果の概要 |
全身麻酔薬であるケタミンを脳腫瘍細胞(グリオーマ)に添加し、培養するとグリオーマ細胞の増殖が抑制されることが分かった。 ケタミンは現在の医療現場では、小児から成人まで幅広く使用されている静脈麻酔薬である。本研究で用いた脳腫瘍細胞は、ラット由来のものであり、今回の研究結果をそのまま、人間に当てはめるのことは、時期尚早であるが、グリオーマは予後不良の疾患であり、未だに外科的切除が治療の第一選択である中、本研究結果は、手術で使用する全身麻酔薬が、癌根治に貢献できる可能性を示したと思われる。
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