研究課題
若手研究(B)
薬剤の作成が上手くいかず、計画を変更した。神経障害性疼痛における内因性鎮痛機構に主眼を置き、神経障害性疼痛モデルラットに三環系抗うつ薬を投与し、減弱した内因性鎮痛経路が回復することを明らかとした。具体的には、神経障害性疼痛モデル作成から5週間経過した時点でアミトリプチリンを5日間連続で腹腔内投与し、作成から6週間の時点でラット前肢にカプサイシンを投与して内因性疼痛の評価方法であるnoxious stimulus induced analgesia(NSIA)を調べた。神経障害から6週経過するとNSIAは減弱するが、アミトリプチリン投与によりNSIAの回復が見られた。
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Anesthesia and analgesia
巻: 123(2) ページ: 504-10