研究課題/領域番号 |
25861392
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
高木 俊介 横浜市立大学, 医学部, 講師 (90644823)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 肺傷害 / アポトーシス / 低酸素誘導性因子 / 急性呼吸促迫症候群 / プロリルヒドロキシラーゼ阻害 |
研究成果の概要 |
プロリルヒドロキシラーゼ(PHD)阻害剤であるジメチルオキサリルグリシン(DMOG)によるHIF-1の活性化が肺胞上皮細胞のFasL誘導性アポトーシス与える影響を検討した.DMOGはFasLによるMLE12細胞のアポトーシスを抑制した.HIF-1のDNA結合阻害剤であるエキノマイシン,もしくはsiRNAによるHIF-1経路の阻害はDMOGの抗アポトーシス効果を消失させた.FasLを気管内投与した動物においてもDMOG投与が肺胞上皮細胞のアポトーシスを減少させ,肺胞バリアーの破綻,組織学的変化を抑制した.PHD阻害はFasL誘導性アポトーシスを抑制し,肺傷害を軽減する可能性が示された.
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