研究課題/領域番号 |
25861418
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
吉尾 裕子 三重大学, 医学部附属病院, 助教 (10646251)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 前立腺 / アンドロゲン感受性 / 去勢抵抗生前立腺癌 / 間質リモデリング / 線維芽細胞 / 平滑筋細胞 / 基底上皮細胞 / 無血清器官培養法 / 細胞増殖因子 / 去勢抵抗性前立腺癌 / ゼノグラフト / 増殖因子 |
研究成果の概要 |
前立腺癌間質における線維芽細胞の増生は去勢マウス前立腺に生じる間質リモデリングに類似しており、去勢療法中の前立腺癌が去勢抵抗性を獲得するメカニズムの1つと考えている。我々の検討によりマウスを去勢すると前立腺は臓器としては萎縮する方向へ向かっているように見えるものの、実際に萎縮するのは腺上皮細胞と平滑筋細胞であり、間質リモデリングの誘導に伴い線維芽細胞が増加し、複数の細胞増殖因子の発現上昇が起こり、結果的に基底上皮細胞数が有意に増加することを見出した。このようなアンドロゲン環境に依存した前立腺の構造変化を解明することは間質をターゲットとする去勢抵抗性前立腺癌の新規治療戦略を考える上で重要となる。
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