研究課題
若手研究(B)
我々は、以前新規光感受性物質であるフラーレンを併用した、膀胱癌に対する長波長紫外線による光線力学療法について基礎研究を行い、有効性を認めた。今回の研究では光感受性物質を使用せず、長波長紫外線単独照射の有効性について研究を行った。膀胱癌細胞株3種類に長波長紫外線を照射すると、腫瘍特異的に細胞死およびアポトーシスを誘導することを認めた。in vitroの実験では高い治療効果を認めたことから、ヌードマウス皮下移植モデルを用い研究を行った。in vivoにても長波長紫外線の治療効果はみとめたが、この実験系では移植効率が低いため、さらなるin vivo実験系での研究が必要である。
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